2023年5月3日 サンマテオ(カリフォルニア州)発 / PRNewswire/
エンド・トゥ・エンドな動画コマースプラットフォームであるFireworkは、初の生成AIライブショッピング・ソリューションのベータ版を発表いたしました。特許出願中の生成AI技術によって、配信中でもオンデマンド視聴中でも、消費者は動画内チャット機能を利用できるようになります。ライブ配信の終了後も、消費者は動画で紹介された商品やサービスについて質問することができ、ユーザーのインプットや動画コンテンツ、その他関連するメタデータに基づいて、Firework独自のAIエンジンがリアルタイムで適切な回答を返します。この新たなAIエンジンは、大規模言語モデル(LLM)を活用した特許出願中の生成AI技術です。幅広い言語を理解し、多言語での対応が可能なこのAIソリューションは、各ブランドの特性に応じたカスタマイズも可能です。
ライブイベントでのAIによる買い物体験の様子
Fireworkは市場に初めて登場するこのツールのベータ版を、長年にわたるパートナーであるThe Fresh Marketとともに利用を開始します。このAIが支援するライブショッピング機能は、The Fresh Marketの公式サイトと、ショッパブル動画ライブコマース(SVLC)リテールメディア・ネットワークでテスト運用を開始します。
「当社のお客様は、オンラインでも実店舗でも、当ブランドとのリアルタイムのやり取りを求めています。Fireworkの生成AI技術によって、お客様が当社の動画を楽しみたいと思った時に、いつでも迅速でフレンドリー、かつ一人ひとりに合ったサポートを、しっかりとお客様に届けることができるでしょう。Fireworkのプラットフォームによって、店舗でのショッピング体験のベネフィットを、デジタル領域でも提供することが可能になるのです。」(The Fresh Market チーフマーケティングオフィサー、Kevin Miller氏)
たとえば、動画で調理されているサラダのレシピがほしいと言えば、AIアシスタントから材料リストを受け取ることも可能です。
このAIプロダクトを開発したのは、コアAIと機械学習の専門家から成るFireworkのAIラボチームです。この専門チームの貢献によって、Fireworkは人工知能の最先端を走り続けています。このAIセールス・アシスタントは、Firework Creation Studioが提供するAI支援型コンテンツ制作・編集ツールなど、FireworkのAIラボがAI駆動型動画コマース分野で築いてきた実績を基盤に開発されたものです。
「動画コマースが傑出している点は、インタラクティブで没入感ある顧客体験の提供にあります。しかしこれまでは、ライブ配信の終了時点でインタラクティブ性の大半も失われていました。この生成AIを利用したライブ配信によって、消費者の皆さまはいつでも好きな時に動画を視聴し、一人ひとりに合った、リアルタイムで対話型のやりとりやサポートを受けられるようになりました。オンデマンド動画をインタラクティブ性を伴った“オールウェイズ・オン(常時オン)“なコンテンツに転換することで、Fireworkを利用するお客様は、動画コマースコンテンツからより多くの価値を生み出すことができるのです。」(Firework CTO、Rick Zhuang)
* 自社調べ(2023年5月 動画コマース分野において)
※本記事は、2023年5月3日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳となります。Firework本社及びThe Fresh Marketについては、出典元である米国でのプレスリリースをご参照ください。