近年、動画マーケティングにおいて、縦型動画はトップクラスの効果を誇るツールとして台頭しています。かつて動画制作の分野で軽視されていた縦型動画は今や主流となりました。
ソーシャルメディアとモバイル・インターネットから生まれたSnapchatは、クリエイティブな縦型動画の人気を高めた担い手といえるでしょう。その他にも、Firework、Facebook、InstagramやTikTokなども、とどまることを知らない縦型動画の人気に一役買っています。
本記事では、縦型動画の現在の位置付けやビジネスとの関連性、さらに縦型動画制作の方向性を決める最新トレンドについて解説していきます。
縦型動画の人気はまだ健在?
縦型動画は次世代でも人気の中心となるでしょう。その理由としては、動画利用は毎年100%ずつ増加する勢いをキープしており、75%の動画コンテンツはスマートフォンで観られているからです。そのうえ、スマートフォンで動画を視聴する人の92%は観たものをシェアするため、縦型動画は最強のコミュニケーションツールになっています。
縦型動画が他の形式(スクエア型や横型など)と異なるのは、ユーザーを惹きつけやすい点にあります。具体的には、多くのプラットフォームにおいて、9対16のアスペクト比で撮られた動画は13.8倍も視聴されます。さらに、縦型動画は画像1枚だけの投稿と比較すると90倍も視聴されているのです。
このように、動画マーケティング戦略の観点からすれば、縦型動画が群を抜いていることは疑う余地がないでしょう。
縦型動画をビジネスに利用すべきか?
動画コンテンツを最も効果的にビジネスに活かしたいのであれば、トラフィックを呼び込める縦型動画を利用しましょう。その理由としては、以下の6点が挙げられます。
- スマートフォンでソーシャルメディアを利用する人は、来る日も来る日も多くのコンテンツにさらされており、情報疲れを起こしています。顧客は、本当に興味ある動画だけを選びたいと考えるため、個性的で手軽な縦型動画には視聴者の心を掴む力があるのです。
- モバイル・インターネットのユーザーは全世界で10億人にものぼります。そのため、クリエイティブな縦型動画は、新しいマーケットやこれから顧客となる新しい世代に浸透をはかるうえでうってつけの手法です。
- 現在、わざわざスマートフォンの向きを変える人は少なく、ユーザーの94%はまっすぐ立てたまま使用します。そのため、スクリーンいっぱいに広がる縦型動画は、画面を動かしたがらない視聴者を惹きつけるのに最適です。
- 縦型動画は見られやすいため、ブランド認知を構築する上で最強のコンテンツです。
- ウェブ上の動画の5分の3はスマートフォンで観られています。そのため、マーケティングコンテンツをこのプラットフォームに合わせることが最も重要です。縦型動画は9対16のアスペクト比を持つほとんどのスマートフォン画面に適合するため、幅広い視聴者への訴求には最適のコンテンツです。
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クリエイティブな縦型動画のトレンドとは?
ここまで、縦型動画の現状とビジネスとの関連性について紹介してきました。インターネット動画マーケティングを最大限に活用したいとお考えなら、流行の波に乗りましょう。その結果、コンバージョン率のアップが得られるはずです。
この項目では、縦型動画の最新の人気トレンドを2つ取り上げ、それぞれの特徴について紹介していきます。どちらにもメリットがあるため、フォーマットを比較し、マーケティングのニーズに最も合った方を選択しましょう。また、両方を組み合わせて活用する企業も多くあります。
ストーリー形式
ソーシャルメディアの「ストーリー」を知らない人がいるでしょうか?当初、ソーシャルメディアのモバイルアプリによって導入されたストーリーは、スマートフォンが普及するにつれ、またたく間に動画コンテンツの主役に躍り出ました。
クリエイティブな縦型動画のトレンドを見る限り、一番人気はストーリー形式です。最も普及している閲覧デバイスのフォーマットに合っていたことが、ストーリー誕生の背景にあるでしょう。動画コンテンツが向かい始めたこの新しい方向性を否定することは、もはや難しいのです。
ストーリーという形式はソーシャルメディアで生まれましたが、今では日常的に使われています。スマートフォンを使うネットユーザーが増える中で、Fireworkはストーリー形式をウェブに持ち込みました。貴社がまだこのトレンドに乗りきれていないとしても、Fireworkはクリエイティブな縦型動画の活用を強くおすすめします。
ライブ配信
もう1つの最新の動画トレンドは「ライブ配信」です。その名のとおりリアルタイムで撮影され、商品、ブランド、さらには販売チームまでも、嘘偽りない姿を視聴者に提供します。
一般的に、ライブ配信の撮影も視聴もスマートフォンで行われるため、こうした動画コンテンツが縦型なのも当然といえるでしょう。
特にエンゲージメントにおいて、ライブ配信はきわめて効果的なマーケティングツールです。配信側と視聴者側をリアルタイムで一体化させ、深い関係性を構築できるだけでなく、質疑応答やレビューを通じてコンバージョン率や売上の向上も実現します。
Fireworkは、通常ソーシャルメディアプラットフォームで使われるライブ配信のさまざまな機能を、貴社のウェブサイトに直接お届けします。他者のプラットフォーム上で視聴者を集めたり巻き込んだりするのに時間を費やす代わりに、クリエイティブ上の完全な自由を自分自身で握ることができるのです。
Fireworkによる縦型動画の導入サービス
この記事では、縦型動画の現在の位置付けやビジネスとの関連性、最新トレンドについて紹介してきました。縦型動画は視聴者に親近感を与え、顧客を自然と惹きつけます。
さらに、現代の消費者はInstagramのストーリーを見ることに毎日21分も費やしています。それと同じくらいクリエイティブな縦型動画が自社サイトにあれば、きっと消費者の注目を集められることでしょう。パワフルなウェブストーリーで感情的なつながりを生み出し、顧客を魅了するだけでなく、もっと見たいという気持ちをかき立てて、再訪問を促しましょう。
Firework独自のウェブストーリー用CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は、貴社のサイトに合わせてカスタマイズした縦型動画マーケティングソリューションを提供します。無料から有料、そして月々のカスタム料金プランまで幅広くご用意しておりますので、ご予算と動画マーケティングの必要に合わせて、最適なプランをお選びください。現代のソーシャルメディアの主流ともいえる縦型動画で、貴社のマーケティング戦略をレベルアップしましょう。
本ブログは「Creative Vertical Video Trends You Must Know」 の抄訳となります。