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動画マーケティングの成功事例:ECブランドトップ3

作成者: Firework Japan|23/01/12 2:37

ECで生き残り、成功するためにはショート動画の活用が不可欠です。販売員が訪問販売で自社製品を売り込む時代はとうに終わりました。今日、売り上げを伸ばしたいECブランドは、潜在顧客の関心を引く高品質のショート動画作成に投資する準備が必要になります。本記事では、動画マーケティングの成功事例として3つのECブランドについて解説していきます。いずれのブランドも、ショート動画の活用によってビジネスを成長させました。ぜひ参考にしてみてください。

 

動画マーケティングで成功を収めたECブランド事例

VAT19

VAT19は、キャンディ・おもちゃ・グミ・粘土など「不思議で素晴らしいギフト」を販売するブランドです。VAT19はウェブサイトへの訪問者を増やし、直接購入に繋げるため、ギフトを使って楽しく過ごす人々の愉快な動画をいくつか制作しました。これらの動画を通じて、潜在顧客はVAT19を見るだけでなく、実際の製品の動きも確認できます。

VAT19は、ハウツーやFAQ動画といった厳密な情報ではなく、ショート動画という媒体を利用して楽しみながら工夫を凝らして、ギフトに関するゲームショーを制作しました。例えば人気商品のひとつである液体ガラスパテを満たした浴槽に浸かるなど、珍しいことに挑戦する動画を定期的に制作しています。

VAT19のYouTubeページには、このような楽しいコンテンツが満載で、チャンネル登録者数は700万人超、全動画再生回数は70億回に迫っています。急成長中のTikTokチャンネルは、製品を題材にした1分間のいたずらやチャレンジを特徴としています。

 

任天堂

ビデオゲーム開発会社である任天堂もまた、ショート動画を使用してブランドを再活性化し、若者にも親しみやすいものにしました。2016年、任天堂はクラシックゲーム機やコンソールを再販することで、ファン層のノスタルジックな気持ちに訴えることを決めました。旧作ゲームに対するファンの郷愁を利用して、Nintendo Switchのような新製品への期待を刺激することが目標でした。多くの人がこのキャンペーンは裏目に出ると予想していましたが、ショート動画マーケティングはキャンペーンに予測しなかった好影響をもたらしました。

旧型コンソールの販売促進のため、任天堂は古いゲームの1分間動画やクリップのリリースを開始しました。スーパーマリオのような人気作品が任天堂YouTubeチャンネルの1分間動画で登場し、子供時代や10代の頃の思い出させます。このような楽しく、刺激的で見やすいショート動画のおかげで、YouTubeのチャンネル登録者数は増加しました。

YouTubeメインチャンネルで700万人以上の登録者数と25億回以上の再生回数を誇るノスタルジアなキャンペーンは、任天堂に効果をもたらしました。ショート動画を通じてプレイヤーに任天堂のゲームの楽しさを思い出させることで、潜在顧客のエンゲージメントを生み出し、新しいゲーム機の売り上げを増加させたのです。Nintendo Switchは全世界で約8,000万台のデバイスを販売し、ニンテンドーDS、Wii、ゲームボーイに次ぐ、任天堂史上歴代5位の販売台数を記録しました。

 

Ubisoft North America

アサシンクリードやJust Danceなどで有名なゲーム開発会社であるUbisoftは、動画プラットフォームを利用してショート動画を展開し、ゲームへの興味を引くことで販売を促進しています。1分から5分間程度の動画で、開発チームへのインタビュー、ユーザーのプレイ映像、発売予定の新作ゲームのレビューを提供します。Ubisoftは、2021年に発売されたゲーム「Just Dance 2021」の専用YouTubeチャンネルを開設、公開されたゲームのショート動画はゲーマーの間で話題となり期待感を高めました。その結果、ゲーム発売開始前にすでにアカウントの登録者数は200万人弱となり、総再生回数は5億回を超えました。

 

まとめ

本記事では、動画マーケティングの成功事例として3つのECブランドについて紹介してきました。優れたブランドは、ショート動画の活用によってECの売上を伸ばしています。巨額のマーケティング予算を持つグローバルブランドや、ブランドの存在感を高めようとしている小規模なスタートアップ、いずれにとってもショート動画は売上を伸ばすための強力な手段です。そして、クリエイティブであればあるほど、その成果はより効果的なものになります。

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本ブログは「Top 3 Ecommerce Brands Doing Video Marketing」の抄訳となります。